以前、吹田市円山町にある日本生命千里山総合グラウンドが売却されることをご紹介しましたが、具体的な開発計画が吹田市に届け出られました。およそ300戸の一戸建てが建つ住宅街になります。
開発される場所は、阪急関大前から西方向、名神高速に隣接する場所です。地図でもわかるくらい大きなグラウンドでした。
吹田市に開発を届け出たのは「大林新星和不動産」。身近なところでは「プラネ」のブランドでマンションや戸建て住宅の分譲を行っています。元々は日本生命の系列だった新星和不動産と、大林組の不動産子会社が合併した会社です。(ニッセイの土地だったのが関係あるかはわかりませんが。)
届出内容によると、開発面積は約78,000平方メートルに、約300戸の戸建て住宅が建設されます。敷地内の2か所に比較的大きな公園が設けられます。
土地利用計画図(届け出られた書類より)
今回の届け出は、吹田市の環境まちづくり影響評価条例に基づいたもので、開発に着工する前の早い段階に行わなければならないものです。エキスポシティや市立吹田サッカースタジアムも同じ手続きを踏んでいます。住宅では、最近だとミリカシティが対象となりました。
この届出に基づいて、住民の意見が募集されます。募集された意見は、事業者に渡され、開発方針の見直し検討などを行う必要があります。意見募集は12月24日までです。届出の要約は下記のリンクから見ることができます。