今年4月末、エキスポシティにある「ポケモンEXPOジム」の営業終了が発表されました。それから5か月弱。今月24日(日)が最後の営業日です。
営業終了を産経新聞が改めてニュースにし、Yahoo!のトピックスで取り上げられています。
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甘くなかった「ポケモンEXPOジム」運営 「GO」特需を生かせぬまま閉館へ – 産経ニュース/Yahoo! ニュース
大阪府吹田市のEXPOCITY(エキスポシティ)のアトラクション施設「ポケモンEXPOジム」が9月24日に営業を終了する。エキスポシティの目玉の一つとしてスタートしたものの、集客が振るわず2年もたなかった。運営会社にノウハウが乏しく、てこ入れ策も不発。昨年からのポケモン特需を生かしきれないまま幕を閉じることになった。
施設がオープンしたのは2015年11月。吹田どころか、大きく話題になった、エキスポシティのオープンとともに開業しました。さまざまな形ですそ野を広げるポケモンにあって、国内初となる形態の施設でした。
しかし、記事によると、幅広い年齢層を取り込めなかった上、入場料とはに加えてアトラクションごとの料金を支払う仕組みは複雑で割高と不評でした。
そもそも、エキスポシティは立地や施設構成から週末に混雑が偏って集客が難しい環境にあるのに加え、ポケモンGOの「ポケストップ」や「ジム」の設定をコスト負担を理由に見送ったようで、十分な来場者を迎えることはできませんでした。
以前ご紹介したように、運営会社の親会社は、ポケモンEXPOジムの営業終了に伴う特別損失として約15億円を計上しました。
なお、閉館後の施設については、今のところ何も発表されておらず、4月の時点でも未定でした。平日の集客が難しい立地に加えて、NIFRELをはじめとする競争相手もいる中で、どう活用されるのか・・・。何があったのか忘れ去られてしまう前に、決まってほしいところです。