ソラードは、造成から30年が経過した自然文化園の森の表情を、立体的に空中から観察できる施設としてつくられました。大阪万博開催30周年記念事業として整備され、2000年5月20日から利用されています。
施設は主に、全長300メートルの空中観察路と高さ19メートルの展望タワーから構成されています。空中観察路は、高さ3メートルから最大10メートルの空中通路で、森の木々を間近に見たり見下ろしたりすることが出来ます。通路の途中には、水気圧計、森の週音木、森の万華鏡が設置され、つり橋もあります。
展望タワーからは、万博公園の深い森の緑を19メートルの高さから観察できるだけでなく、大阪大学吹田キャンパス、千里中央や吹田北部など、万博周辺の北摂地域を一望することができます。
ソラードは、宝くじの収益金でつくられ、名前は「空の道(ロード)」をもじってつけられました。
ソラードは自然文化園内にあり、無料で利用できます。ただし、自然文化園の入園料が必要です。