認定NPO法人国連WFP協会は、5月19日(日)に万博記念公園で「WFPウォーク・ザ・ワールド大阪」を開催し、1,773人が多くの花が咲き誇る新緑の中を歩きました。
「WFPウォーク・ザ・ワールド」は、途上国の子どもたちの飢餓をゼロにすることを目的とした参加型チャリティーイベントで、参加費の一部は国連WFPの「学校給食支援」に寄付されます。今年で7回目となった大阪会場では、1,354,390円の寄付金が集まり、約45,000人の子どもたちに給食を届けます。
開会式で安藤会長は、「大阪で7回目を迎え1773名の過去最高の応募があつまり嬉しく思います。飢餓に苦しんでいる途上国の子どもたちに給食を準備し、学校に来て勉強してもらうことが、社会の発展に重要であり将来的に質の高い労働力をつくり産業の発展つながります。飢餓が起こるのは自然災害以外に戦争やテロが原因となします。飢餓をなくすことが平和につながります。」と挨拶しました。
後援社代表の後藤圭二吹田市長は「今日一日だけでも、世の中に飢えに苦しんでいる子どもがいることを意識しながら歩いてほしいと思います」と述べました。
ゲストとしてお迎えした阪神タイガーススペシャルアンバサダーの糸井嘉男さんは、「今日は多くの参加者とチャリティーウォーキングをできることを楽しみにしていました。世界中の飢餓に苦しむ子どもたちに学校給食を届け“超人”が増えることを期待しています」と笑顔で語りました。
国連WFPは、現在のパレスチナ緊急支援など多くの命を支える支援を行っており、学校給食支援は子どもたちの自立を促す重要な支援です。SDGsのゴール達成まであと6年。物や食べ物があふれる日本ですが、世界の食料問題の解決はSDGsの大きな課題でもあり、私たちにとっても重要な問題です。「飢餓をゼロに」はもちろん、関連する多くのテーマも抱え、そのゴールの達成に日々努力しています。