耐震補強工事が行われている万博公園の「太陽の塔」は、来年3月から一般公開が予定されていますが、管理する大阪府は、入館料を徴収する方針です。料金は大人が700円。条例案を準備しています。
太陽の塔は、大阪万博のパビリオンの1つとしてつくられました。作者は岡本太郎氏。特徴的なのは外観だけではなく、塔の内部には生命の進化を表現し、枝に恐竜やゴリラの模型が取り付けられた「生命の樹」が高さ約45メートルまで伸びています。
閉幕後、塔が取り壊されることはありませんでしたが、内部は原則として非公開。何度か抽選で内部が公開されたことがありますが、老朽化や耐震性の問題から一般公開はされていませんでした。昨年末から、常時、一般公開を行うべく、太陽の塔は耐震補強工事が行われています。
このほど、一般公開の際の入場方法が少し明らかになりました。報道などによると、太陽の塔の入館料金を徴収します。料金は、高校生以上700円、小中学生300円が予定されており、塔の維持管理費に利用されます。
ちなみに、太陽の塔と同じ自然文化園にある「EXPO ’70 パビリオン」は大阪万博当時からの建物で、現在は大阪万博の記念館とでも言うべき施設となっていますが、こちらの入館料は高校生以上200円、小中学生は無料です。万博公園の中では、(エキスポシティの各施設を除き)高めの施設になりそうです。
また、一般公開とはいえ、縦に長い狭い空間ということもあり、人数制限が設けられ、1時間あたり160人、1日1200人程度に限定される予定です。
- 太陽の塔(工事進捗) – 万博記念公園公式サイト
- 「太陽の塔」内部見学料金は700円…来年3月から公開予定 – 産経ニュース
2件のフィードバック
高須ですわ。
この価格だったら通える。