3月19日、万博公園の「太陽の塔」の内部公開が始まりました。それに先立つ18日、記念式典が開催され、その中でDREAMS COMET TRUEが記念のライブを行いました。
ニュース記事をご紹介します。
太陽の塔を前に熱唱、吉田美和さん「泣きそう」 – 読売新聞
芸術家・岡本太郎の代表作で、万博記念公園(大阪府吹田市)に立つ「太陽の塔」内部の一般公開が48年ぶりに始まるのを前に、大阪府の記念式典が18日、塔の足元で開かれた。
松井知事は式典で「大阪万博のレガシー(遺産)を国内外に広く発信し、後世に継承していきたい」とあいさつ。万博当時、テーマ館のガイド役を務めた女性らとともにテープカットを行い、塔内に入った。
式典には、人気バンド「DREAMS COME TRUE」(ドリカム)も参加した。2007年に「万博公園」や「太陽の塔」を歌詞に盛り込んだ「大阪LOVER」をヒットさせたことが縁になった。
メンバーの中村正人さんは寝屋川市に住んでいた小学生の頃、万博に通い詰めた。式典の中で「SF映画の中にいるような気持ちで、万博のことを年中考えていた」と思い出を披露した。 復元された塔内部については「身震いと鳥肌がとまらなかった」と語り、吉田美和さんは「もう泣きそう」と感激した様子で話した。
ドリカムが太陽の塔バックに熱演、吉田美和は感激のあまり「ヤバイ見てたら泣く」 – 音楽ナタリー
約7000人の観客の前で、全11曲をパフォーマンスした。 このライブは、万博記念公園にある太陽の塔の内部が48年ぶりに一般公開されることを記念して企画されたもの。
「OPEN SESAME」でオープニングを飾った2人は、「決戦は金曜日」「JET!!!」を続けて披露しオーディエンスを熱狂させた。曲が終わると吉田美和(Vo)は太陽の塔を見上げ、「ヤバイヤバイ見てたら泣く」と感慨深そうにする。さらに彼女は目の前の観客を「大阪太陽ベイビーズ」と名付け、太陽の塔の制作者である岡本太郎の言葉「モーレツな祭り」にちなんで「太陽に届くくらいのモーレツな祭りにしよう!」と宣言した。
アルバム「THE DREAM QUEST」の収録曲「世界中からサヨウナラ」を演奏する前に吉田と中村正人(B, Arrangement, Programming)は、同曲のタイトルを付ける際に「大阪万博」のテーマソングだった三波春夫の「世界の国からこんにちは」が話題に上がったことを語り、今回ライブとの縁を感じさせる場面も。また「その日は必ず来る」を観客と合唱したのち中村は「3月21日がドリカムのデビュー日で、29年前のその日は大阪のイベントに出演しました」と大阪との縁を噛み締めながら過去を振り返った。
そんなMCに続いて2人は、大阪を舞台にしたラブソング「あなたと同じ空の下」「大阪LOVER」を、「うれしい!たのしい!大好き!」を挟みつつ熱演。“大阪太陽ベイビーズ”たちをおおいに魅了して、スペシャルライブに幕を下ろした。