「サマソニ2024」が万博記念公園で開催されることが決定しました。舞洲から移転します


国内で有数の規模を誇るロックフェスの1つ「SUMMER SONIC(サマーソニック、サマソニ)」は、2024年の大阪会場を吹田市の万博記念公園にすることが発表されました。従来、ZOZOマリンスタジアムと幕張メッセ(ともに千葉市美浜区)を東京会場、舞洲スポーツアイランド(大阪市此花区)を大阪会場としてきましたが、サマソニとして初めて大阪市を離れることになりました。

音楽ファンならご存じの「サマソニ」は、夏に開催される「フェス」の1つで、2000年から開催されています。大阪会場は、当初WTCオープンエアスタジアム(大阪市住之江区)を使用し、のちにインテックス大阪が追加。2007年から今年まで舞洲で開催されてきました。大阪市内と首都圏で開催され「都市型夏フェス」をコンセプトとしています。

20年以上も大阪市内の湾岸エリアで開催されてきましたが、音楽ニュースサイトによると、大阪・関西万博を控えて会場変更を決定したとのことです。東京会場は、ZOZOマリンスタジアムと幕張メッセで変わりありません。

万博記念公園での開催は、2024年の8月17日(土)と18日(日)。例年の規模だと、各日4万5千人程度の来場が見込まれます。

主催団体は「1970年大阪が世界の中心となり、あらゆるカルチャーの集合地点となった聖地で、時空を超えた奇跡の開催です。2024年夏、万博記念公園から世界に向けて新たなエンターテインメントを発信します。」としています。

万博記念公園は、いろいろな顔を持った公園ですが、野外ライブイベントが多数開催されることでも有名です。モノレールとはいえ鉄道駅から徒歩圏で、府道に囲まれているなどして住宅地から離れており、大規模な音楽イベントを開催するのに適しています。音楽好きの方には、「自然文化園」という言葉よりも「もみじ川芝生広場」になじみがある方も多いかもしれません。

ただ、サマソニの例年の規模を踏まえると、もみじ川芝生広場単独では足りず(もみじ川芝生広場だけだと最大3万人程度)、「東の広場」なども含めて会場を広く使用したイベントになることも想像されます。そうなると、万博公園として過去最大規模の音楽イベントとなるかもしれません。

なお、出演者等はまだ発表されていません。

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* 記事冒頭の画像は、SUMMER SONIC 2024公式サイトより

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