市立吹田市民病院は、4月15日、3年前の40歳代男性の腎臓がんの手術で、医療事項を発生させたことを公表しました。遺族と和解し、公表に同意を得たことを受け、公表しました。
医療事故で40代男性死亡、病院側過失認め和解 手術中に血管誤認、大阪・吹田市民病院 | 産経新聞
大阪府吹田市の市立吹田市民病院は15日、40代男性の腎臓がんの手術で、腹腔(ふくくう)動脈などを誤って切り、出血性ショックで死亡させる医療事故があったと発表した。病院は過失を認め、遺族に和解金を支払った。
誤って動脈2本を切断 40代の腎臓がん患者が大量に出血して死亡 吹田市民病院で医療事故 | 関西テレビ
市立吹田市民病院によると2021年6月24日、腎臓がんだった40代男性の左の腎臓を腹腔鏡を用いて摘出する際、医師が誤って「腹腔動脈」と「上腸間膜動脈」の2本の動脈を切ってしまったということです。
医師は、止血やバイパス手術を行いましたが、男性は大量に出血し、出血性ショックでその日のうちに亡くなりました。
吹田市民病院は、亡くなった患者と遺族に謝罪するとともに、「二度とこのような事故を起こさないよう再発防止に努め、適切な医療が提供できるよう全職員をあげて取り組む」とコメントしています。
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