JR吹田駅周辺の商店街活性化のための活動を行っている「吹田まちづくり合同会社」は、JR吹田駅南口にある「新旭町通り商店街」(吹田市元町、内本町)の一部を「吹田・アサヒキッチン」と名付けてリニューアルします。
空き店舗が増えている中、現在も営業中の店舗に加えて、新規に店舗を募集し、「昼は食品街、夜は飲食街」として、照明デザインもレトロな雰囲気を残しつつ、新しくなります。
新旭町通り商店街は、JR吹田駅から南に伸びる「旭通商店街」の一本中の商店街です。全長300メートル弱あります。
昭和40年代に整備されたと言われており、吹田市内では唯一の「全天蓋式」のアーケードの商店街です。約40店舗が営業していますが、空き店舗も多くなっています。
今回、このうちの南寄り約110メートルをリニューアル。今も昭和の市場の香りが漂うエリアでは、現在も営業を続けている店舗とともに「昼は食品街、夜は飲食街」として、照明デザインもレトロな雰囲気を残しつつ、新しくなります。
商店街入口のサインも、新たなLED ネオンサインと間接照明看板サインが設置され、新しくなります。
現在、新旭町通り商店街協同組合、吹田まちづくり合同会社、専門家が集まって作ったプロジェクトチームが出店希望者を募集しています。7区画を新たに募集し、3月下旬の全区画オープンを目指しています。なお、12月19日に、まぜそば専門店「人類みなまぜそば 吹田店」がリニューアルエリア内にオープン済みです。
吹田市の旧市街は、大正時代にJR吹田駅が現在地に移転したことから商業地として発展しました。現在に至るまでアーケード型の商店街が集積する場所となっています。また周辺の住宅地も昭和初期から都市化の影響を受けて集積し、高度経済成長期から平成にかけて集合住宅が点在するエリアとなりました。
吹田市内の中では、物販店、食料品店、飲食店の個人店が最も集積しているエリアで、いわゆる商店街の風景が残っています。
なお、この事業は、一部を除き、経済産業省「面的地域価値の向上・消費創出事業補助金」の事業採択を受けて実施されます。
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