大阪府吹田市は7日、7月に福岡であった世界水泳選手権のアーティスティックスイミング(AS)デュエット・テクニカルルーティン(TR)で金メダルを獲得した市出身の安永真白(やすながましろ)選手(24)に吹田市長賞を贈った。安永選手は「うれしい。市民の一人として光栄です」と笑顔で話した。
同選手権で安永選手は比嘉もえ選手と組んで世界一に輝いた。
安永選手は市立千里第一小、市立片山中に通い、近畿大付属高から近畿大へと進んだ。今も吹田市に住む。
水泳を始めたのは「ベビースイミング、ゼロ歳です。母が泳げないので、私には泳げるようになってほしいと始めたようです」。それ以来、競泳の練習を続けていたが、小3のときにASを習い始めた。「音楽に合わせて平泳ぎをするとかから始めたんですけど、それがすごく楽しかった。みんなで合わせてやるというのも楽しかった」と振り返る。しばらく競泳と掛け持ちで練習したが「競泳は全国大会に出られる選手ではなかったので」と小5のときにASに絞る。
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