阪急バスは、吹田市内を走る吹田市内線、吹田線の運航内容の変更を発表しました。阪急千里山駅とJR岸辺駅を結ぶ路線の新設や、JR吹田と万博記念公園駅を結ぶ路線の増便のほか、駅前にあるバス停の名前を一部変更します。変更は1月23日(月)からです。
今回の改正では、2018年にバス停が新設された阪急千里山駅が、JR吹田駅に加えて岸辺駅と結ばれるようになります(平日のみ)。また、平日朝に五月が丘・亥子谷から岸辺駅に向かう便が1便新設されるなど、“岸辺シフト”のダイヤになっています。市立吹田市民病院や国立循環器病研究センターなど健都へのアクセスを意識したものと思います。
その分、JR吹田から上山手町方面に向かうバス、五月が丘南・五月が丘西を通る路線が1時間あたり1便が減便されるなど、本数調整が行われています。
詳細は次の通りです。
運行内容の変更
阪急バスの発表内容を新しい時刻表を元にまとめました。阪急バスの路線図を見ながら読んでもらうとわかりやすいかもしれません。(リンク先はダイヤ改正前の路線図です)
阪急千里山・JR岸辺・JR吹田方面の路線の変更
[7] 阪急千里山駅~佐井寺~亥子谷~吹田SST~JR岸辺駅(北口)
路線が新設されます。千里山駅からは平日8時台~15時台まで毎時1本運行されます。岸辺駅からは平日9時台から16時台に毎時1本です。
[17] 五月が丘→亥子谷→吹田SST→岸辺駅(北口)
路線が新設されます。ただし、平日の朝に1本、五月が丘7:39発で上記の方向で運行されるだけです。朝の通勤通学時間帯に亥子谷方面からJR岸辺へのバスを増便するためのものかと思います。
[20] JR吹田駅(南口)~JR吹田駅(北口)~五月が丘南、五月が丘西
JR吹田から上山手町方面へ向かい五月が丘西で折り返す路線は、今回の改正で本数が削減され、毎時2本あった時間帯は毎時1本となり、運行されない時間帯も増加します。
ちょうど阪急千里山駅とJR岸辺駅を結ぶ便が1本増加しており、JR吹田と五月が丘方面を結ぶ路線が、JR岸辺と阪急千里山を結ぶ路線に変更されたような形です。
[19] JR吹田駅(南口 / 北口)~吹田高校 / 上山手町 循環
JR吹田駅(南口または北口)と吹田高校、竹谷、上山手町、片山小学校前などを循環するルートですが、朝夕時間帯に一部便の循環方向が変更され、運転本数が変更されます。吹田駅と五月が丘を結ぶ路線が減便されることに伴う本数調整かと思います。
結果的に、平日朝9時台に上山手町からJR吹田へ向かうバスが1便減少、平日夕方以降は本数に変更なしとなっています。
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