8月から万博公園にドライブインシアターが登場します。

大阪府は、万博記念公園・自然文化園のお祭り広場に「ドライブインシアター」を設置することを公表しました。車に乗ったまま見ることができる大型スクリーンを設置し、3密を避けながら映画などが鑑賞できます。

10月末までの期間限定で設置されます。いくつかイベント開催予定も発表されています。

ドライブインシアターって何？

車に乗って映画を楽しむドライブインシアターは、日本では1962年に東京で開設されました。1990年頃に20か所以上あったようで、万博公園にも「ドライブインシアター スターダスト千里」が現在の万博おゆばの場所にありました。しかし、ショッピングセンター併設の大型映画館やアイドリングストップの推進などから衰退し、スターダスト千里は2001年に閉鎖、2010年には日本からなくなっていました。

今回、新型コロナウイルスの感染拡大の懸念から映画館が休館。3密を避けた形での映画の鑑賞方法として全国各地で設置が相次いでいます。

上映スケジュール

今回、大阪府が万博公園にスクリーンを設置。オープニングイベントとしてドキュメンタリー映画「太陽の塔」上映します。また、全国で野外シアターのプロデュースなどを行う「Do it Theater」が3作品の上映、万博公園の管理運営に関わる吉本興業も予定を発表しています。

8/1 トークショー、オープニング上映会「太陽の塔」

万博記念公園ドライブインシアターのオープニングイベントとして、立川直樹氏（プロデューサー）、ヤノベケンジ氏（現代美術家）によるトークショーと、映画「太陽の塔」の上映が行われます。

チケットは、7月23日からぴあ、ローソンチケット、チケットよしもとで発売。1台5,000円。ローソンチケットの詳細ページはこちら。

8/2～「よしもとドライブインシアター」

8月2日以降は、吉本の芸人が登場する「よしもとドライブインシアター」が開催。下記の通り日替わりで出演し、お笑いと映画を上映します。料金は1台6,000円。

「よしもとドライブインシアター～笑いのパーキング～」

日程	出演者
8/2	モンスターエンジン、和牛、藤崎マーケット、祇園、見取り図、ツートライブ、エンペラー
8/12	ミサイルマン、 アキナ、ミルクボーイ、祇園、吉田たち、さや香、フースーヤ
8/13	ギャロップ、ジャルジャル、アキナ、吉田たち、マルセイユ、さや香、天才ピアニスト
8/16	スーパーマラドーナ、ミキ、見取り図、金属バット、ロングコートダディ、ラニーノーズ、紅しょうが
8/29	スマイル、銀シャリ、藤崎マーケット、学天即、見取り図、セルライトスパ、ラニーノーズ

「よしもとドライブインシアター×映画」

上映作品は後日発表されます。

日程	出演者
8/11	テンダラー、諸見里大介（吉本新喜劇）、松浦真也（吉本新喜劇）
8/14	テンダラー、内場勝則（吉本新喜劇）、後藤ひろひと
8/15	テンダラー、ミサイルマン西代、モンスターエンジン大林

よしもとドライブインシアターの公式サイトはこちら。

8/7～9 「Do it Theater presents ドライブインシアター2020 万博記念公園」

万博でのドライブインシアター開催をいち早く発表したのは「Do it Theater」という組織。映画館ではない場所にスクリーンを設けて映画を上映するイベントを開催してます。

日程	作品	公開年
8/7	「ラ・ラ・ランド」 （⽇本語吹替版）	2017年
8/8	「サマーウォーズ」	2009年
8/9	「バーフバリ 王の凱旋」	2017年

料金は1台10,000円、140台まで。チケットの詳細は後日発表です。

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スクリーンは、横12メートル、縦5.5メートルの600インチ。映画館だと200～300席規模のサイズ感かと思います。イメージ図からも想像できるように、お祭り広場のサイズを思うと、映画館と同じ迫力とまではいきませんが、車の中で周りを気にせずに楽しめるのが特徴です。1回の上映で最大200台です。