ワンダーモーメンツは1階と2階をつなぐホールに浮かんだ直径5mの球体と足元に広がる直径8mの円形スクリーンに映像作品が投影された巨大アート空間。今回新たに9つのシーンを追加することで合計25シーンを楽しめるようになりました。ワンダーモーメンツを生み出したアーティストの松尾高弘さんにお話を聞きました。
今回新たに加わった9シーンは、さまざまなものが移り変わる中で、人の中に残り続ける核となるものであり、誰しもどこか接点があるもの、そんな「普遍性や現象」を「自然と人工物との調和」を通して新たな概念として表現しています。ワンダーモーメンツには映画や物語とは違い、始まりや終わりはありません。消費するものではなく、飽きるものでもない。自由に表現された空間の中で、それぞれの感じ方で楽しんでいただく。そんな余白のある作品となっています。
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