国立循環器病研究センター(吹田市藤白台)は、2019年7月に健都(吹田市岸部新町)に移転します。その跡地は、アーク不動産が取得・開発することになっています。
そのうち、病院等の建物がある場所ではなく、道路を渡った青山台側の駐車場の開発計画が明らかになりました。149戸の共同住宅、マンションになるものと思います。
計画地周辺の地図
計画されている場所は、千里ニュータウン内の吹田市青山台3丁目。北千里から箕面市今宮へ抜ける道の左手です。元々は阪急千里線の延伸予定地だったという歴史もありますが、国立循環器病センターの宿舎(?)があり、最近10年ほどは駐車場になっていました。
公表された計画によると、地上8階建ての共同住宅149戸が建設されます。マンションが建設されるものと思います。
最寄りの阪急北千里駅までは徒歩20分以上かかる点はマンション向けとはいいがたい立地ですが、計画地は東西に細長く、南側は千里緑地で開発されない緑が広がっているため、環境は抜群かもしれません。
3件のフィードバック
そうなるだろうと思っていましたが、8階建て…。駅前にも新築・公団建替…これ以上増やしてどうするんでしょう。街並みの統一感も緑もなくなって。小野原開発以降、171号線に抜ける道の渋滞が酷くなったのに、さらに酷くなるのは自明。
阪急延伸が頓挫したことで、あの緑地沿いのNT当初からある一戸建ては、緑地保存を条件に購入価格が上げられたと聞いたことがあるので、高校前の新戸建てとこのマンションによってそれも反故にされたということになります。しかも予定地向かいの建築研究所は、今年の地震・豪雨のたびに避難勧告が出ます(軟弱地盤なんでしょうか…)。あとから来る人のことは正直どうでもいいですが、静かで緑豊かな生活を求めてそれ相応の対価を払ってきた先住住民(特権的な言い方ですが、環境維持に対価を払ってきたことは事実)の私にとっては、地域環境の破壊以外の何物でもありません。
神奈川県武蔵小杉でのタワーマンション乱立に象徴されるように、行政が安易な税収増を狙って、その土地に昔から住んでいる人達の生活環境を蹂躙するケースが増えているように思います。
無秩序なデザインの建蔽率・容積率いっぱいのマンションができ、北千里周辺の静かで、住宅が建て込んでいないゆったりとした環境が一変しつつあります。
北千里小学校敷地売却、独立行政法人敷地売却でそれらに拍車をかけ、街としては建物は新しくなったがそこに住む住民の生活空間は貧しくなり、千里ニュータウンができた頃のこれを設計した人の理想、一戸建ての住民も団地の住民も豊かな環境の中でくらす理想があったように思いますがそれが失われつつあるように思います。
あなた様の、「環境維持に対価」は間違っていません。静かでゆったりとした場所に土地を求め、固定資産税を払ってきたわけですから。
元からの住民については環境激変の前も後も、固定資産税は変わりません。
それなら行政(吹田市)としては環境をどんどん破壊して新たな固定資産税と住民税を払ってくれる住民を呼び寄せたいわけです。 新千里西町の元住民より
同じ171号線に抜ける道沿い、今宮交差点より少し北千里側に、プロ向けコーナン建設予定があり、説明会が開かれるそうです。6~21時営業とのこと。このマンションも結構な戸数ですし、コーナンが駐車場を造っても、店に入る公道は対面1車線で追い越しもできない細い道。他は昔の農道。渋滞の要因がどんどん増えます。昔は別に通り抜けできる道がありましたがもう通れないですし。