大阪維新の会に所属していた松尾翔太・元大阪府吹田市議(34)が、会派の口座から政務活動費の不適切な出入金を繰り返していた問題で、市議会は20日、松尾氏が私的流用をしていたと指摘する調査特別委員会(百条委員会)の調査報告書を賛成多数で承認した。
報告書などによると、会派の経理責任者を務めていた松尾氏は、口座から政活費を引き出しては約1~2週間後に同額を入金していた。百条委は不適切な出入金が6回あったと判断し、少なくとも計約30万円分は、松尾氏による一時的な私的流用の可能性があるとした。
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