大阪大学と箕面市は、大阪大学箕面キャンパス(箕面市粟生間谷東)を箕面市の船場地区に移転させることについて覚書を締結したと発表しました。移転先は、北大阪急行の箕面延伸で設置される「(仮称)箕面船場駅」の駅前で再開発が予定されている地区(箕面市船場東)です。
発表によると、箕面キャンパスを船場地区に移転させるとともに、現在のキャンパスは箕面市に移管し、スポーツ施設などを整備することが検討されています。2021年の移転を目指しているとのことで、2020年度に開業予定の北大阪急行の延伸と合わせる形になるようです。現在の箕面キャンパスには、外国語学部や留学生会館などがありますが、それらを移転させます。
阪大箕面キャンパスは、もともと大阪外国語大学(大阪外大)のキャンパスだった場所で、大阪市内から1979年に移転して開設されました。2007年に、両大学が合併したことで、大阪大学の新たなキャンパスとなりました。この移転が実現すると、阪大との統合で名前のなくなった大阪外大ですが、キャンパスも変わってしまい、名実ともに姿を消してしまうことになりそうです。
箕面船場駅前の土地は、箕面市により国立循環器病研究センターの移転の誘致が行われていた場所です。同センターの吹田市の吹田操車場跡地への移転が決まったことで、「保健医療・スポーツなどの健康機能と公共ホールなどの文化機能を備えた複合施設」(箕面市)を整備する計画が検討されていましたが、目玉施設が決まった形です。
一方、阪大は、大阪外大との統合で、吹田、豊中に次ぐ新たなキャンパスを抱える事になったものの、学生の移動などで課題になっています。移転先は吹田・豊中の両キャンパスの中間地点となり、また、駅前の立地となり、利便性が高まることになります。
関西では、私立大学の都心回帰が話題になっています。関西大学が2010年にJR高槻駅前の再開発エリアにキャンパスを開設、立命館大学も今年4月、JR茨木駅近くに新キャンパスを設け、滋賀県のびわこ草津キャンパスや京都府の衣笠キャンパスから一部学部を移転させました。
阪大は、全国の旧帝大の中で、唯一県庁所在地にキャンパスがない郊外型の大学です。私立大が都市型のキャンパスを開設、移転する中、願ってもないチャンスだったのかもしれません。
関連リンク
- 大阪大学箕面キャンパスの移転について – 大阪大学
- (報道資料)大阪大学箕面キャンパスの移転について – 箕面市
- 箕面船場駅周辺のまちづくり計画 – 箕面市。2014年2月時点
3件のフィードバック
いまさら、梅田北でもなく、彩都の目と鼻の先に移転なんか。 北急の延伸のだしにされてる。
倉田はん(箕面市長)
静岡県出身。東大卒。総務省出身の超絶エリート。
箕面の最年少市長。父親も元自民党の国会議員。
将来は国政を考えており、如何に箕面で実績を作って
『 マスコミに取り上げてもらって目立とうとしか考えていない。』
地元住民には、箱物ばら撒き行政だと大変な不評を買っている。
商工会議所やゼネコンなど利権関係者と仲良しらしい↓
・競艇
・北急延伸
・箕面都市開発株式会社の不透明なお金の流れ
・ブログ乗取
・市長にまつわる怪文書
・面接での人権侵害の実態
・縁故採用
外国語学部中国語科を足掛かりに、中国系が、箕面船場をのっとる気だ!
伊丹空港の国際線の復活なんてとんでもないぞ!!
箕面をチャイナタウンにするなんて、どうかしてるぜ!!!
昔、大阪外大が天王寺から小野原への移転計画をマスコミにすっぱ抜かれて、粟生間谷への移転を余儀なくされた事の揺り戻し(笑)にしても不毛。
30年に1度、移転してる外大には、移転利権もあるのか。
ヒンディー語でsantというのはどういう意味ですか
寂しいなぁ。。。