摂津市は29日、吹田操車場跡地で「都市型居住ゾーン」となることが計画されている「吹田操車場跡地地区7・8街区」を近鉄不動産、大和ハウス、名鉄不動産の共同企業体(JV)が落札したと発表しました。マンションが建設されるものと思われます。
対象の敷地は、吹田操車場跡地のうち、吹田貨物ターミナルとならなかった土地の摂津市部分。操車場跡地に新設されたJR岸辺駅北口から東へ300~500メートルのエリア。国立循環器病研究センターの移転先よりも東側になります。広さは全体で約24,900平方メートル。摂津市の所有地と都市機構とJR貨物の所有地に分かれます。摂津市部分の土地の落札額は68億7,101万円でした。
落札後の建設計画は発表されていませんが、「中高層の集合分譲住宅等」を建設する事業者を募集していたことと、構成各社の事業内容から、分譲マンションが建設されるものと思われます。
5千坪を超える土地の面積から考えると、総戸数は450戸程度の大規模プロジェクトになりそうです。岸辺駅まで10分までの距離で、岸辺駅から大阪駅までは12分と近く、注目されるのではないでしょうか。
関連リンク
- 吹田操車場跡地地区(7・8街区)土地譲受事業者募集 入札結果 – 摂津市
- 「吹田操車場跡地地区(7街区)」土地譲渡の募集を開始 – UR都市機構