吹田市片山町で建設が進められていた商業施設「吹田グリーンプレイス」がオープンしましたが、JR西日本のグループとしては、初めて駅から離れた場所で手掛ける商業施設として注目されています。
新聞記事からご紹介します。
JR西日本初の“駅ソト”施設、吹田で8日開業 回転ずし、キッズスペース完備のカフェも – 産経ニュース
JR西日本は6日、同社が駅以外で初めて運営する商業施設「吹田グリーンプレイス」(大阪府吹田市)の内覧会を開いた。8日に開業する。JR吹田駅から徒歩10分弱で、周辺に住宅街やアサヒビール吹田工場、大和大学が立地。地域のシニア層、子育て世代、学生らを取り込む狙いだ。
JR西日本が約15億円を投じ、敷地面積1万5740平方メートルの自社遊休地を再開発した。
JR西日本、大阪府内に初の駅ソト施設 流通業、収益強化急ぐ – 日本経済新聞
吹田グリーンプレイスはJR吹田駅から徒歩約10分、同社の社宅跡地を再開発した。約1万6000平方メートルの敷地に大小11棟の建物が点在する設計で、ライバルの阪急阪神東宝グループのスーパー「阪急オアシス」をJR西として初めて誘致。施設全体で年間40億円の売り上げを目指している。
呉越同舟となる阪急オアシスは、高級感を打ち出した店舗づくりでコンペによって入店が決まった。熟成肉やオリーブなどの高級食材、総菜やパンなどを調理・量り売りする。タリーズコーヒージャパン(東京・新宿)は親子連れをターゲットにした新業態を出店。玩具メーカーと協力し子供向けの施設を併設、妊婦など向けにカフェイン抜きのコーヒーも販売する。
JR西、吹田に「駅ソト」商業施設、7日開業 – YOMIURI ONLNE
JR西は連結売上高の6割超を鉄道などの運賃収入に依存しており、関西の各私鉄に比べて際立って高い。商業施設など非鉄道事業の強化が課題で、JR西の矢吹静副社長は「街中での商業施設を開発する足がかりとしたい」と話した。