吹田市の井上哲也前市長は、領収書を偽造して収支報告書を作成していたとして、市民オンブズマンから告発されていましたが、証拠が不十分として不起訴処分となりました。
前吹田市長ら不起訴=政治資金規正法違反容疑の告発-大阪地検 – 時事通信
大阪府吹田市の井上哲也前市長(58)が代表を務めていた自民党支部が収支報告書に偽造した領収書を添付したとして、井上氏と当時の支部会計責任者が政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑などで告発された問題で、大阪地検特捜部は2日、2人を嫌疑不十分で不起訴とした。
2人は、「自民党大阪府吹田市第一支部」の2010年の収支報告書に、計100万円を「自民党吹田市支部」に支出したとする虚偽の記載をし、偽造した領収書10枚を添付したなどとして、市民団体「政治資金オンブズマン」のメンバーらから告発されていた。(2015/7/2)
オンブズマンの告発は2013年。下記のような記事が出ていました。
前吹田市長らを不起訴 大阪地検特捜部 – 朝日新聞
大阪府吹田市の井上哲也前市長(58)が代表を務めていた政党支部「自民党大阪府吹田市第1支部」(解散)による政治資金の架空支出問題で、政治資金規正法違反などの罪で告発された井上氏と当時の会計責任者について、大阪地検特捜部は2日、「犯罪立証に十分な証拠がない」として嫌疑不十分で不起訴とした。
関係者によると、男性は平成22年1~10月、第1支部の計100万円を別の政党支部「自民党吹田市支部」に支出したと収支報告書に記載。実際に資金移動はなかったが、吹田市支部名義の領収書計10枚を偽造し、写しを収支報告書に添えて府選管に提出した。(2013/11/9)