大阪モノレールを運行する大阪高速鉄道は、万博記念公園駅をリニューアルすると発表しました。エキスポシティやガンバ大阪の新スタジアムの完成を前に改札機や精算機が増設されるほか、物販コーナーの設置、コンコースの自動販売機スペース、イベントスペースなどのリニューアルが行われます。
リニューアル内容は次の通り発表されています。
- 改札機や精算機を増設するとともに配置を見直し
- 自動販売機スペースやイベントスペースのリニューアル
- 案内表示板をリニューアル
- LED照明へ切り替え、時間帯に応じた明るさや色調への変更に対応
- 物販コーナーを新設
今回のリニューアルでは、「光と緑があふれる“太陽の駅”」をコンセプトとして、万博公園の「太陽の塔」や「緑」をイメージした空間になります。そのため、コンコースに緑を配置したり、黄色や赤を取り入れたデザインに生まれ変わります。太陽の駅のロゴマークも作られました。
万博記念公園の新コンセプトのロゴマーク
リニューアルはすでに始まっており、10月4日に大阪モノレール25周年記念イベントでお披露目されます。記念イベントでは、エキスポシティに施設がオープンするひつじのショーンのイベントや、周辺の中学・高校・大学によるステージパフォーマンス、バルーンアートやレゴのイベントが開催されます。
万博記念公園駅は、開業当初から利用者数増加を想定したつくりになっており、10台分の自動券売機スペースやさらなる拡張が可能なスペースがあるなど、他のモノレールの駅に比べると余裕のある作りになっていました。
ICカードの普及もあり券売機は増設されませんが、余裕のあったスペースに物販店ができるなど、開業25年にして本格的に活用されるときが来ました。
関連リンク
- 万博記念公園駅のリニューアル & 開業25周年記念イベントの実施 について – 大阪モノレール