万博記念公園(吹田市千里万博公園)のシンボル「太陽の塔」の両目が25日、点灯された。来年3月に始まる「愛・地球博」(愛知万博)の開幕半年前の PR イベントとして行われた。点灯は、1970年の日本万国博覧会(大阪万博)の開催時以来34年ぶり。
両目が点灯された太陽の塔。(写真をクリックで拡大)
塔の最上部にある直径約11メートルの「黄金の顔」の両目には、当時の照明器具が残されているが、老朽化しているため、日本万国博覧会記念機構が目の脇に別の照明器具を設置した。この日は、自然文化園の閉園時間を延長し、午後6時半から8時まで点灯され、当時の姿が再現された。
太陽の塔は、大阪万博の際の「テーマ館」として、芸術家の故 岡本太郎氏によってつくられた。万博終了後も撤去されずに残され、1995年に大規模改修工事が行われ、現在は跡地に整備された万博記念公園のシンボルとなっている。
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