不動産デベロッパーの日本エスコンは、吹田市千里山西にある「イオン南千里店」の土地・建物を取得することを発表しました。当面は賃料収入を得つつも、将来的には再開発を計画するとのことです。
日本エスコンは「トナリエ南千里」を運営する会社。近くでマンション開発も手掛けており、また、道路新設の計画もあり、将来的な動向が気になります。
2021/3/13
イオン南千里店の閉店が発表されました。
イオン南千里店は、阪急南千里駅から南へ約1キロの場所にある商業施設。イオンモールやららぽーとなどの規模が当たり前になった今となっては小さな施設ですが、南千里駅前の「トナリエ南千里」の倍ほどの規模があります。
不動産はイオンの所有ではなく、東京都に所在する投資会社のもの。1月31日に日本エスコンが引き渡しを受ける予定です。
引き渡されたとしても、イオン南千里店としては何も変わらず、引き続き営業されるようです。
日本エスコンは、トナリエ南千里を保有・運営するほか、イオンの近くで「フィールガーデン南千里」というマンションを分譲しました。南千里周辺に力を入れているようです。
日本エスコンがこの土地・建物を取得した目的を「 将来的には当該地の複合再開発」と発表しており、将来は、イオンとしては閉店し、老朽化した建物を解体、新たな施設や住宅に変わっていくということも予想できます。
実際、イオンがある場所は、新御堂筋と佐井寺小学校、佐井寺中学校付近を結び、さらにはJR岸辺駅につながる都市計画道路「豊中岸部線」のルートになっており、将来的には様変わりする計画があります。
ほとんど手つかずに思えた佐井寺と千里山を結ぶ部分については、2017年に阪急千里線の線路を挟んだ反対側で住宅の開発計画が動き出しており、イオン部分とともに具体的なことが進むかもしれません。
関連リンク
- 商業施設の取得に関するお知らせ – 日本エスコン
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イオンモール南千里が新しくなる。建て替え
イオンスタイル南千里が新しく生まれ変わります。