エキスポシティの「オービィ大阪」が9月末で閉館。翌日から「マルミエプラザ」としてオープンします。


エキスポシティのエンターテインメント施設の1つ「Orbi Osaka」(オービィ大阪)が9月30日に閉館することになりました。2016年1月に、エキスポシティのオープンから少し遅れて開業しましたが、集客に苦戦し、2年半ほどでの閉館になります。

翌10月1日からは、同一の運営会社が名前を「Redhorse MARUMIE-Plazza」と変更し、新たな施設として運営する予定です。

オービィは、セガとBBCが共同で開発した、地球の大自然を遊びながら学ぶことをテーマとした施設で、横浜にセガ直営の施設があります。オービィ大阪は、ライセンス提供する形でエキスポシティの施設として開業。現在は、旅行関連サービスを中心の事業とし、エキスポシティの観覧車の運営も行う「レッドホース」がライセンス契約を行い、運営を行っています。

ただ、オープン直後から来場数は低迷。“ホンモノ”が見れるニフレルに対して施設の内容がわかりづらかったり、レストラン街とは反対側で来場者導線から外れているなど、苦戦につながりそうな要因はいくつかありました。今年には料金体系を改める対策も行われていましたが、結局は、閉館となりました。

閉館後は、レッドホースが「世界各国・地域の歴史や文化を楽しみながら体験し、 そこからの気づきを学びにつなげる」をテーマとした「マルミエプラザ」をオープンさせる予定です。オープンは閉館翌日が予定されています。

詳細は今後発表される予定ですが、同様のテーマの施設を再開させます。ただし、エントランスが最近オープンしたジェラート店「FLOR」の横、物販店舗部分になる変更があるため、ライセンス契約終了で提供できなくなるコンテンツも出てくるものと思います。

なお、「マルミエプラザ」の名前は、観覧車「Redhorse OSAKA WHEEL」の下にあるお土産と軽食を販売するお店の名前になっており、レッドホースが「マルミエプラザ」の名前をどう使っていくのか気になります。

エキスポシティでは「ポケモンEXPOジム」が昨年9月に営業を終了し、4月に「VS PARK」がオープン。スポーツファッションを取り扱うららぽーとの別棟「H.L.N.A ZONE」が半分閉鎖されているなど、オープン当時のまま営業を続けられてはいない状況です。そして、今回、当初から苦戦と言われていたオービィが閉館することになりました。

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