先週、衆議院が解散されたことに伴い、10月22日(日)に衆議院議員総選挙の投開票が行われます。前回当選者の状況や、立候補予定者のニュースが出ているので、ご紹介します。
参考にした記事はこちらです。
- 希望・民進・維新、同選挙区に候補予定者 公認の行方は – 朝日新聞
- 不出馬の理由は…「負けるから」 上西小百合氏が会見 – 朝日新聞
- 「目指す方向は一致」 小池新党立ち上げで維新・松井氏 – 産経ニュース
- 民進大阪7人、「立憲民主党」に 2人は希望から – 産経ニュース
- 前原氏の説明と違う…民進系ぼう然 大阪で希望擁立せず – 朝日新聞
- 小池氏による民進候補者いじめ”The Massacres at Osaka”(「大阪の虐殺」) – BLOGOS
前回当選は、とかしき氏とうえにし氏。
渡嘉敷奈緒美氏(自民党・前回大阪7区で当選)
“希望と維新の候補者調整で「共産以外が一本化されれば厳しい戦いになる」とみている。「ぶれずに実績を訴えていく。誰と戦うか分からない選挙って、これまでなかった」。”
上西小百合氏(前回は比例で復活当選)
次期衆院選に出馬しない意向を表明。“上西氏は「野党共闘統一候補として、現職の私が立つという気持ちでいたが、環境を整えることができなかった」と述べた。今後も政治活動は続け、国政復帰を目指すという。”
希望、民進、維新はどうなる?
“「大阪の選挙区におきましては、候補者は立てないという形でございます」。希望の党の小池百合子代表は30日、日本維新の会が地盤とする大阪の小選挙区で、候補者を公認しない考えを明言した。”
山口克也氏(元吹田市議・希望の党からの立候補を表明)
“希望代表の小池百合子・東京都知事に近い若狭勝・前衆院議員から、携帯電話に着信があったのは今月19日夜。「経験を国政に生かしてもらえませんか」と告げられた。4日後、再び電話がかかり「大阪7区で出てください」。脱原発も主要政策の一つに据える希望に期待感もあった。25日に立候補を表明した。だが、その後、公認決定の知らせがなかなか届かない。若狭氏に電話をかけても、つながらなくなった。” しかし、希望の党が大阪で候補者を擁立しない方針となり、“山口克也氏(53)は、出馬を断念する意向、「政治の世界は一寸先は闇。希望の党には希望がなくなった」と悔しさをにじませます。”
乃木涼介氏(民進党)
“乃木氏は昨年11月から、逆風下でも民進の看板で活動してきた。しかし、現在は党の方針を受けて希望からの公認決定を待つ。” 最終的に、“7区で出馬予定だった新人の乃木涼介氏は神奈川15区に希望の党公認で出馬する”
奥下剛光氏(日本維新の会)
“希望と連携し、候補者調整を進める維新。前大阪市長の橋下徹氏の秘書だった新顔の奥下剛光氏(41)は「やれることをやるだけだ」と語る。”
共産党は、前回立候補者を擁立予定。
村口久美子氏(共産党)
“野党共闘を目指して乃木氏とも相談してきたが、希望の公認を求めている状況に、「今の状況では難しい」との考えだ。「これまで訴えてきたことをより大きな声で訴えることに変わりはない」”
衆議院の解散で任期満了の前の選挙ですが、最高裁判所裁判官国民審査も行われます。最高裁判所の裁判官は、「最高裁裁判官に任命された後の最初の衆院選」、その後「審査から10年が経過した最初の衆院選」で国民審査を受けることとなっています。
このため、衆院選の時期が任期満了を待たず、ずれたとしても、該当する裁判官がいれば行われることになります。