23日に吹田市を中心に発生した大規模停電の続報です。今回の停電は、吹田市高城町での送電ケーブルの穴が発端となった可能性が挙げられていましたが、新たに南高浜町の地下送電線で、漏電したとみられる穴が見つかりました。
因果関係はわかっていませんが、24日にも停電が2度発生しているようです。
本日のニュース記事をご紹介します。
大阪・吹田の停電 別の送電線も損傷 穴発見地点から1キロ – 毎日新聞
大阪府吹田市を中心に23日起きた大規模停電で、関西電力は24日、地中送電線に穴が見つかったマンホールから約1キロ離れたマンホール内で、別の送電線が損傷していたと発表した。いずれも同じ4本の送電線が通っており、関電が関係を調べている。
付近では24日も停電が2回起きた。
新たに損傷が確認された送電線は吹田市南高浜町にあり、送電線を次の送電線につなぐ接続箱(2008年製)に焦げたような縦2センチ、横5センチの穴が開いていた。
送電線の機器、別の穴発見 大阪北部停電、漏電の可能性 – 朝日新聞
関電によると、地下のマンホール内にある、送電線同士を接続させる機器に穴(縦約2センチ、横約5センチ)が開き、油が漏れて床にたまっていた。機器の一方に延びる送電線は、油を染みこませた紙で覆って絶縁する仕組みだった。この機器は2008年に製造され、昨年9月に6年に1度の点検をした際には異状は確認されなかったという。
別の送電設備にも穴見つかる…大阪・吹田の停電 – 読売新聞
これまでの関電の調査では、約1キロ離れた同市高城町の地下送電ケーブルでも、漏電防止用の銅線を覆うプラスチック部分に穴(直径2センチ)が開いているのが見つかっていた。関電によると、二つの穴が開いた経緯などはわかっていないという。