吹田市教育委員会は、吹田市立小中学校の学校規模適正化の第2期実施計画案を発表した。計画案は、北千里小学校(吹田市古江台3)の校区をすべて、青山台小学校(同青山台2)または古江台小学校(同古江台5)の校区に変更し、北千里小を古江台小に統合するというものだ。
市教委の発表によると、青山台小はほとんどの学年が1学級で今後もその傾向は続くと予測されるため、北千里小校区の青山台1丁目を青山台小校区に変更する。そうすると北千里小の校区が古江台3丁目のみになり、1学級の学年ができるほか、北千里小は青山台・古江台両小の過大化解消のために建設された経緯があることなどから、北千里小校区の古江台3丁目を古江台小校区に変更し、北千里小を古江台小に統合するとしている。
学校規模適正化事業は、原則として小学校が12から24学級、中学校が12から18学級の規模に収まるように、各校の児童・生徒数の調整を行うものである。昨年4月に第1期が実施され、竹見台・南竹見台両小を統合して千里たけみ小(いずれも同竹見台)を設置し、千里新田小(同春日)、佐井寺小(同佐井寺)、佐井寺中(同)の校区を変更していた。
今回の第2期実施計画案は、関係する小学校、PTA、地域と協議し、来年4月の実施を目標に調整を行っていく。