大阪府の第三セクターで大阪モノレールを運行する大阪高速鉄道(豊中市)は19日、大阪モノレールのバリアフリー計画を策定し、平成19年度中にホームと車両との段差を解消するスロープを全ての駅の全ての乗降口に設置すると発表した。スロープは、車椅子の人が一人でも乗降できるようにするもの。高齢者やベビーカーを押す人なども乗降しやすくなる。
大阪モノレールでは、各駅の一番前と一番後ろの乗降口に段差解消スロープを設置していたが、他の乗降口には10センチ程度の段差があった。3月に開業する彩都線豊川駅、彩都西駅(ともに茨木市)は、ホームとの段差が縮小されておりスロープは必要ない。
大阪北部を通る鉄道でホームとの段差が解消されているのは大阪モノレールのほか、昨年12月に開業した大阪市営地下鉄今里筋線では全駅でホームとの段差が解消されている。
同社ではこれまで、身体障害者用トイレのオストメイト対応化など多機能トイレへの改良をスタートさせており、今夏までに全駅の工事を完了させる。また、車両へのスタンションポール(握り棒)や車椅子スペースの設置や、ドア開閉アラームなど視覚・聴覚障害者のための設備の整備を進める。
(スイタウェブ ニュース)
・大阪モノレールのバリアフリー化計画 – 大阪モノレール
1件のフィードバック
大阪モノレールは、昨年12月に開業した大阪市営
地下鉄今里筋線より本数が、少ないので今春彩都
西まで延伸開業の際彩都より千里中央へ直通列車
を運行して朝・夕ラッシュ時に増発しますが、これでは、今里筋線の本数よりも少ないので増発も
これ以上は、無理なので彩都線を4両編成で運行してそれ以外の路線は、2両増結して6両編成で運行
してほしい。