岸部にある人気ベーカリー「ル・シュクレ・クール」をご存知でしょうか。以前スイタウェブでも紹介していましたが、住所は岸部北、イズミヤ千里丘店の前の道を岸部、吹田方面に進むとあります。こんな外観のお店です。この人気店が今月で閉店し、4月から大阪市内に移転してしまいます。
人気店のおさらい
ル・シュクレ・クールは、パン屋のフランス語「ブーランジェリー」の看板を掲げており、中に入るフランスパンのバゲットをはじめとしたハード系のパン、クロワッサン、タルト、キッシュなどが並び、ほしいものを店員さんに伝えて取ってもらうスタイル。ラインナップも、このスタイルも、まさにフランスと同じです。
あまりに人気ですのでもはや紹介は必要ないかもしれませんが、食べログのパンのランキングでは全国1位です(2016年3月3日現在)。なんとなくおいしいとか、なぜだか人気というような表現では片づけられない本当の人気店です。
おすすめメニューを紹介するのは、品薄の時間があったり、どれもこれもハズレがないので難しいのですが、いくつかご紹介します。細かいことは記載していませんが過去の記事もよければ参照ください。
写真はお店のイートインコーナーでおいしくいただいたものです。店内で食べたい場合、応対してくれた店員さんに「ここで食べる」と伝えると温めて用意してくれます。ドリンクは、コーヒーのほか、ジュース類があります。
移転について。
さて、移転・閉店の話に戻ります。ル・シュクレ・クールは、3月で岸部での営業を終了し、4月から大阪市内、北新地の「新ダイビル」で営業することになりました。昨年12月、お店のホームページやお店のブログに、このような残念なお知らせが掲載されました。
理由を簡単にご紹介するというのは難しいので、ホームページをご覧いただきたいと思いますが、店主さんもいろいろな想いがある中での移転のようです。吹田市民としてはただただ残念だと思いますが、残りわずかな岸部での営業を楽しみましょう。
新店舗の準備の様子や最近のお店の様子は、お店のFacebookで紹介されています。今のうちに買いに行きたい方、4月からに期待されている方はぜひ参考にしてください。
移転先の「新ダイビル」は、北新地の南端、中之島と隔てる川沿いにあります。ANAクラウンプラザホテル(旧・全日空ホテル)の隣で、川の向こうは日本銀行です。同じ名前のビルが以前からありましたが、建て替えられ、昨年竣工、低層部分の飲食店舗の1店舗としてル・シュクレ・クールが入ります。
ビルのテナントとして本店を移転させるというのに疑問も感じる方も多いかもしれませんが、新ダイビルに入る6店はすべて「本店移転」というから驚きです。ル・シュクレ・クールの他に、懐石、寿司、フレンチ、イタリアン韓国料理の店が入ります。このうち3つの店舗はミシュランガイドに掲載されているようです。
ちなみに、お隣のケーキ店「パティスリー ケ・モンテベロ」も一緒に移転します。パンに気を取られすぎず、ケーキのほうもお忘れなく。
移転オープンについて追記
北新地の店舗オープンは5月になりました。
関連リンク
- Le Sucre-Coeur – 公式サイト
- quai montebello – 公式サイト
- 「新ダイビル Restaurants & Shops」2016 年春 全面開業のお知らせ ~ 「Le Sucré-Coeur」「懐食 清水」の2 店舗が追加オープン ~ – ダイビルの報道発表