サーフィン、スノーボード、スケートなどのスポーツ用品店で有名なムラサキスポーツは、12月26日、吹田市のEXPOCITYに「ムラサキパーク ららぽーとEXPOCITY」をオープンすることを発表しました。国内最大級の屋内スケートパークに、大型のムラサキスポーツ店舗を併設した複合施設です。
「ムラサキパーク」は、ムラサキスポーツが展開するスケートパーク併設型の店舗です。国内に数か所あります。関西では、岸和田市にありますが、来年1月に閉店予定。実質的にはエキスポシティへ移転するような扱いかもしれません。
「ムラサキパーク ららぽーとEXPOCITY」は、エキスポシティのエンターテインメント施設の1つで、2021年に閉館した「OSAKA ENGLISH VILLAGE」の跡地にオープンします。オープン日は、2024年4月6日です。
ムラサキスポーツの発表によると、同施設はムラサキスポーツが総力をあげて新たにプロデュース。スケートパークとしては、大会・イベント等も開催できる「メインスケートパークエリア」のほか、2階に「サーファー向けサーフバンクNEWセクション」、「ミニランプ・ミニボールエリア」、未就学児から小学校中学年までのこどもが楽しく遊んだり、バランストレーニングをすることができる「KIDSアスレチック&トランポリンエリア」 が設けられます。スケートボーダー以外の方も楽しめる充実した多目的アクションスポーツフィールドになるとのことです。
「メインスケートパークエリア」は、冷暖房完備スケートパークで競技会場としてもクオリティの高いパークということに加え、初心者でも安心して滑れるフラットスペースを完備しているので、スケートボードが未経験の方でも気軽に体験することができます。
店舗部分は200坪を誇り、スケートボード、BMXはもちろん、スノーボード、サーフィンは西日本最大在庫の大型店で、関連アパレル、シューズもフルラインナップを揃えるとのことです。
エキスポシティは、エンターテインメント施設で苦戦しているものが多く、今回使用されることになる建物にあったOSAKA ENGLISH VILLAGEのほか、となりのOrbi大阪や、ポケモンEXPOジムも閉館しました。ポケモンの跡地は、新感覚バラエティスポーツ施設と名乗る「VS PARK」になっており、エンターテインメント施設の跡地はスポーツの要素を取り入れた施設に入れ替わってきていることになります。
また、ボードスポーツに関連する店舗としては、EXPOCITYには、スポーツのファッションブランドを集めた「H.L.N.A ZONE」があったものの、2022年に閉店済み。今回、同じジャンルの店舗が復活することになります。
ムラサキスポーツの店舗は、イオンモール茨木にあったものの閉店しており、現在は北摂エリアになく、近隣ではNU茶屋町、イオンモール大日、イオンモール伊丹昆陽などに限られます。ムラサキスポーツが総力を挙げた施設が、北摂エリア唯一のムラサキスポーツとしてオープンします。
ムラサキスポーツは、スポーツ用品店を営業するだけでなく、スポーツ選手のマネジメントも手掛けています。スケートボードでいうと、東京オリンピックの日本人メダリスト5名のうち堀米雄斗、西矢椛、中山楓奈の3選手は、ムラサキスポーツの所属です。
同社は、「スケートパークが少ないと言われる大阪圏において『ムラサキパーク ららぽーとEXPOCITY』は大きな存在感を発揮すると期待しており、スケートボードをさらに活性化する場として創造し、スケートボードの魅力をより多くの方に体感していただく機会の提供を目指します」とのことです。
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