市議のゆるキャラ動画で職員を処分 大阪府吹田市「削除要請できず」 [大阪府]:朝日新聞デジタル


大阪府吹田市の自民党市議が、市のマスコットキャラクター「すいたん」と酷似したキャラが登場する動画を配信していた問題で、市はすいたんを管理する部署の職員や上司を2日付で訓告処分にした。

後藤圭二市長が21日の会見で明らかにした。訓告処分を受けたのは都市魅力部長ら4人。「議員に適切な削除要請ができなかった」と処分理由を説明した。

動画を配信していたのは自民党の藤木栄亮(えいすけ)市議(55)。ユーチューブの自身のチャンネルで、「(吹田市は)共産党の支持者の巣」などと発言し、すいたんを名乗るキャラが「いやー怖いわー」と応じる動画などを作って配信していた。


市長は今春の市長選で自民党の推薦を得て当選。選挙戦では藤木市議と一緒に演説をした。それが職員に影響したのではと会見で問われると、「職員は36人の市議会議員を対等に扱う。私も配慮せよという姿勢を見せたことはない」と語った。

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