大阪府の松井知事は、8月25日の定例記者会見で、2025年に大阪万博を誘致する検討状況について話しました。4月に設置した検討会の調査結果として、府民や企業の理解や関心はいまだに低い状況を明らかにしたほか、来月イタリアで開催されているミラノ万博を視察すると発表しました。
知事の記者会見の様子はこちらです。(大阪府のホームページより)
松井知事は、関心が低い要因として、具体的な中身が出せていない状況で、イメージがつきにくくく、企業にもメリットを見いだせない点を挙げています。テーマとしては、現代社会の問題を提起する提案型の万博になると考えて、特に先進国で問題となっている高齢化を挙げています。ミラノ万博の視察では、テーマが食であることから、健康食や、提案型の構成を勉強してきたいとの事です。