大阪・吹田市の特養で暴行事件 市調査は「虐待なし」→傷害容疑で職員逮捕 – 産経新聞
特別養護老人ホーム入居者の男性(71)の顔面を殴るなどしてけがを負わせたとして、大阪府警吹田署は30日、傷害容疑で「特別養護老人ホームみらい」(大阪府吹田市山田北)職員、小西佑治容疑者(28)=大阪市生野区新今里=を逮捕、送検したと発表した。「介助中に腕を捕まれたため、腹が立って殴った」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は昨年9月中旬、特別養護老人ホームみらいで男性の顔面などを殴り、全治約1週間の軽傷を負わせたとしている。
みらいは当初、男性の家族に「介助中に抵抗し、男性自身の手が顔に当たり負傷した」などと説明していたが、不審に思った家族が吹田市や同署に相談。昨年12月には被害届を提出していた。
吹田市では聞き取り調査などを行ったが「虐待があったとは認められない」として再発防止を指導しただけだった。
事件のあった老人ホームの場所
大阪府吹田市山田北5−13
関連リンク
- 特別養護老人ホームみらい – 公式ページ