吹田市が、自治会などが設置する防犯カメラに補助金を出すようです


吹田市は、防犯カメラを設置する費用を補助する「地域防犯カメラ設置支援モデル事業」をはじめました。補助の対象となるのは、「継続的に防犯活動を実施している住民組織」とのことで、自治会や関連する防犯活動の団体を意図しているようです。

補助金は、防犯カメラ1台につき20万円までで、1つの小学校区に10台まで。7月10日から9月30日まで受け付けが行われ、それまでの間に運用規程などを定めて申し込む必要があります。

駅やコンビニにはあたりまえのように付いている防犯カメラですが、街なかに取り付けられているのはまだまだ限られています。プライバシーの懸念が課題として挙げられることもありますが、箕面市では通学路に約750台の防犯カメラが設置され、ひったくり犯の逮捕につながったという事件もありました。

補助金は出しつつも設置計画は住民に任せるというスタンスが、どれほどの効果を生むのかはわかりません。しかし、1台20万円というのは箕面市が設置した1台当たりの費用とほぼ同じで、実質的には全額を補助するようなものです。この機会に、吹田の防犯意識、防犯環境がよくなればと思います。

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1件のフィードバック

  1. シンゴジラ

    垂水町には防犯カメラが設置され、悪質なひったくり犯の逮捕に役立ちました。しかし、豊津町と江坂町には防犯カメラは設置されていません。江坂町は自治会が「プライバシーの侵害になるから、いらん。」と言って防犯カメラの設置を拒否したと聞きました。住民に断りもなくです。豊津町と江坂町に防犯カメラが設置されていない経緯を問う文章を市役所に送信しました。以前も、某空手流派が公民館を不正に何十年も占拠している問題を市役所に問いただしたのですが、不誠実な回答ばかりで、今回も不毛な質問になりそうです。

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