複数の報道機関が報じたところによると、大阪市を廃止し、5つの特別区に分割する「大阪都構想」の賛否を問う住民投票は、開票の結果、反対多数となりました。
当初の大阪都構想では、吹田市を含む大阪市の周辺市も特別区となる計画でした。しかし、反対する市長が多いこともあり、大阪市の廃止から取り掛かる形になっていました。
今回、大阪市を廃止することを問うため、投票権を持つのは大阪市民。各報道機関が報じるところによると、賛否はほぼ拮抗し、1パーセントに満たない差になっています。
吹田市は後藤新市長が反対の姿勢を示していましたが、この住民投票も反対多数となったことで、大阪都構想は実現しない情勢になりました。