下水道に関心をもってもらいたいと大阪府吹田市下水道部が施設見学会を企画し、参加者を募ったところ定員20人に対して374人の応募が殺到した。競争率約19倍という人気ぶりに担当者たちはびっくり。同部は下水道施設の老朽化や豪雨への対策には市民の理解が不可欠なため、広報活動に力を入れており、その効果が表れたということか――。
下水とは家庭排水、事業排水、雨水のこと。吹田市は主に3カ所の下水処理場で処理している。
見学会があるのはこのうちの南吹田水再生センター。普段から5人以上で申し込めば見学できるが、平日に限っているせいか、個人の申し込みはほとんどなく、学校、団体、企業などだけという。
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