URが千里山団地の土地を売却する方針を発表しました。


都市再生機構(UR)は、「千里山団地」の土地の売却方針を発表しました。阪急千里山駅前で行われていた再開発「団地再生事業」が概ね完了し、空き地となった部分が売却されます。

UR 千里山団地の売却予定地(UR発表の内容をGoogle Mapに重ね合わせ)
UR 千里山団地の売却予定地(UR発表の内容をGoogle Mapに重ね合わせ)

売却されるのは、吹田市千里山虹が丘、月が丘、霧が丘にある4つの区画。狭い土地で約1400平方メートル、最も広い土地は約23000平方メートルです。具体的には次の通りです。

街区 場所 面積
E2街区 千里山虹が丘 2,778,95㎡
F街区 千里山虹が丘、月が丘 17,671.51㎡
G街区 千里山霧が丘 1,478.35㎡
H街区 千里山虹が丘 1,354,55㎡

千里山団地は、1956年に建設された団地ですが、建物老朽化のため建て替え事業が行われました。阪急千里線を超える東西の橋、駅前商業施設(BiVi千里山)の建設なども、この事業の一環です。

団地建物を建て替える際に高層化され、空いた土地はこれまでも売却されてきており、マンションなどが建設されています。

今回売却される土地がすべてマンションとなった場合、650戸前後のマンションが建設できる計算です。千里山駅へは徒歩5分から10分ほどの距離です。

売却は入札で行われ、売却先が決まるのは12月の予定です。

関連リンク

2件のフィードバック

  1. […] 昨年、URが土地の売却を発表した千里山団地で、マンションと戸建ての計画が明らかになりました。関電不動産開発が事業者となる開発構想が吹田市に届け出されています。 […]

  2. […] 都市再生機構(UR)は、阪急千里山駅前の「千里山団地」を建て替え、余剰となった土地を売却しました。このマンションは、その売却地の中では最大の面積を使用して開発されます。 […]

関連するページ