阪大が津雲台で計画する大規模学生寮「グローバルビレッジ」の完成予想図が公表されました。


2年ほど前、大阪大学は、吹田市津雲台にある教職員宿舎の跡地に学生寮と教職員宿舎が一体となった大規模な施設を設ける計画を公表しました。

当初「世界適塾ビレッジ」と呼ばれていた計画は「大阪大学グローバルビレッジ」となり、このほど、請け負う事業者との契約を締結したことで、完成予想図などの詳細が公表されました。

大阪大学グローバルビレッジ完成予想図

この施設は、阪急山田駅徒歩圏、吹田市津雲台5丁目に建設されます。津雲台のロータリーの1つに面する場所です。

予定地周辺の地図

 

事業を請け負う事になったのは、パナホームを代表とする企業グループ。完成後の運営までを民間に委託するPFI方式が採用され、この事業のための会社「PFI阪大グローバルビレッジ津雲台株式会社」が大阪大学と契約し、施設の建設から運営までを行います。

施設は、大学の施設と民間に貸し出される施設に分かれます。大学の施設としては、学生寮300戸、教職員宿舎が400戸の計700戸が建設されます。これは全国最大規模の学生寮になります。

また、民間の施設としては、賃貸住宅、社会福祉施設、医療施設、教育文化施設、福利厚生施設、貸駐車場の誘致が予定されています。日経新聞によると、介護施設、賃貸住宅、学習塾、飲食店を想定しているようです。

敷地面積は、大学施設部分が約1万3千平方メートル、民間施設部分が約1万平方メートル。全体としては450戸前後のマンションが建つ面積です。

パナホームが代表の企業が請け負った契約では、大学施設が2020年に完成し2050年までの約30年間運営します。民間施設が2070年までの50年間の契約です。

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