大阪モノレールのICOCA対応、定期値下げと延伸の話題をご紹介します。

大阪モノレールは、4月1日から定期運賃の値下げを行うとともに券売機でのICOCAの発売、ICOCA定期券の発行を始めることを発表しています。一方で、万博記念公園駅から分岐する彩都線について、大阪府が延伸を断念したことが報道されています。

モノレールの定期代が下がります

まず、昨年に発表されていましたが、4月1日から定期運賃が値下げされます。通勤定期が現状の割引率が平均で34.9%であるのに対して一律36%引きに、通学定期券が平均60%であるのに対して一律70%引きになります。

例えば、山田から千里中央などの200円区間の場合、1カ月定期が通勤8,030円から7,680円に、通学4,940円から3,600円に値下げされます。

今回の値下げは、大阪府立高校の学区が撤廃されたり、沿線で大学が新設されていることなどを踏まえて、他の路線並みの割引率を適用することにしたとの事です。

モノレールでICOCAが発売されます

もう1つは、大阪モノレールがICOCAの発売を開始します。ICOCAはJR西日本が作ったICカードです。大阪モノレールを始め、私鉄、地下鉄などでもICOCAが使えますが、自ら発行しているわけではありませんでした。

今回、大阪モノレールの券売機でICOCAが購入できるようになるとともに、ICOCAに定期券を載せたICOCA定期券が発行できるようになりました。

これまで、モノレールでタッチの利便性を受けるにはPiTaPaを作る必要がありましたが、クレジットカードの発行が必要で、ハードルが高いものでした。4月からは券売機で簡単にICOCAが購入できるようになります。

ただ、私鉄の定期とモノレールの定期を1枚に載せる連絡定期券は京阪のみが対応。阪急と北大阪急行は、ICOCAの発行を行っておらず、PiTaPa定期券にのみ対応します。

彩都線の延伸は断念。終点は彩都西駅のままに

一方で、大阪モノレールの株主であり、橋脚などのインフラを整備する大阪府は、大阪モノレール彩都線の延伸を断念しました。

彩都線は、茨木市と箕面市にまたがるニュータウン「彩都」のアクセスとして整備され、現在は開発が進んだエリアの中では中心部に当たる彩都西駅まで伸びています。彩都の開発に合わせて、北東方向に2駅分2.2キロの延伸が計画されていました。

今回、彩都の開発が当初予定されていた住宅開発としては進んでおらず、採算が見込めないと判断されました。実際、延伸1駅目の付近には大きさの割に働く方が少ない物流施設が建設され、終点付近はごく一部が造成されたものの、ほぼ森のままです。

今後、開発される地域へのアクセスとしては、バスの運行を検討するとの事です。

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