吹田でJRの新しい駅が建設中です。イメージ図が公表されました。

吹田市内で、JRの新しい駅が建設中なのをご存知でしょうか。路線は「おおさか東線」、現在は大阪市鶴見区の放出駅と八尾市の久宝寺駅をつないでいる路線です。

放出駅から北へ延び、吹田市を少しかすめて新大阪駅までの区間を工事中です。吹田には、「(仮称)西吹田駅」が設けられるのですが、JR西日本などが工事区間の駅のイメージ図を公開しました。

(仮称)西吹田駅 完成イメージ図(発表資料より)
(仮称)西吹田駅 完成イメージ図(発表資料より)

おおさか東線に新しく作られる駅には、デザインコンセプトがあり、(仮称)西吹田駅のコンセプトは「神崎川と水路の風景」です。神崎川に近く、歴史的には水田、くわいの栽培地であったまちであることを踏まえたものです。ただ、完成イメージ図は外観だけなので、コンセプトを感じ取ることはできませんので、詳しくはまだお楽しみの状態です。

そもそもおおさか東線とは?

おおさか東線は、JRの「城東貨物線」と呼ばれる貨物専用の路線を改良し、駅を設けて「旅客線化」する路線です。1960年ごろから構想はあったそうです。費用面などから実現には相当な年数がかかり、1997年に着工、すでに開業している南側の区間は2008年に開業しました。

吹田を含む北側の区間は、2012年にも開業する計画でしたが、新大阪周辺の工事計画が変更されたことなどから、まだ開業には至らず、今のところ2018年度末に開業予定となっています。

おおさか東線 路線図
おおさか東線 路線図 (JR西日本ホームページより)

西吹田駅の場所は?

気になる「(仮称)西吹田駅」の場所ですが、住所は吹田市南吹田で、1丁目と2丁目の境界線部分に設けられます。地図だと下記の場所です。

(仮称)西吹田駅付近の地図

 

貨物線を生かすという方針から計画された路線ですが、このあたりの区間は新大阪に接続するためにまったく新しく高架の線路が建設されています。

(仮称)西吹田駅 現在の工事状況(発表資料より)
(仮称)西吹田駅 現在の工事状況(発表資料より)

3年後に開業するおおさか東線の(仮称)西吹田駅。吹田に新しい駅ができるのは、1990年に大阪モノレールが開業して以来です。(貨物駅では、吹田操車場跡地に2013年にできた吹田貨物ターミナル駅があります)

どれほど便利になる?

(仮称)西吹田駅は、吹田の南の端にできるため、吹田市民からすると、どういった方に役立つのかが未知数なのは確かです。計画されている駅の位置や過去の報道を踏まえると、下記のような利便性が考えられています。

JRと阪急の乗換に?

(仮称)西吹田駅の隣の(仮称)淡路駅は、阪急淡路駅から徒歩4分ほどの距離に設けられるため、阪急とJRの乗換駅として利用できます。直結ではないので、さほど便利ではありませんが、そもそも阪急京都線・千里線は、ほとんどJRと接する駅がなく、その中で徒歩4分は、阪急摂津富田駅とJR富田駅と同程度で、近いほうです。

学研都市線、京阪、近鉄などが便利に。

おおさか東線がすでに開業している区間では、学研都市線(片町線)の放出駅と大和路線(関西本線)の久宝寺駅を結んでいます。新大阪からこれらの路線に行く場合、今は学研都市線は大阪駅と京橋駅で乗り換えがあり、大和路線は大阪駅で乗り換えて大きく迂回するような経路になります。

また、京阪本線(野江)と連絡する駅が設けられるほか、すでに開業している区間では、近鉄各線(高井田中央、河内永和、俊徳道)などと連絡する駅があります。

おおさか東線が全面開業すると、これらの路線との間で、乗り換え回数が減ったり、所要時間が短くなったりするかもしれません。

実は梅田まで直結?

おおさか東線は、路線としては新大阪までですが、運行される電車はさらに南へ進み、グランフロントのある「うめきた」に建設される新しい駅まで運行すると報道されています。もしかすると、(仮称)西吹田駅から梅田まで乗り換えなしで行くことができるかもしれません。


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