千里中央に「イオンSENRITO専門館」が春にオープンします。一方、隣のセルシーは大変なことになっています。


千里中央に2015年オープンした商業施設「SENRITOよみうり」は、現在も工事中ですが、工事中部分に設けられる商業施設の名前が発表されました。「イオンSENRITO専門館」で、スーパーマーケットのKOHYOなどが入ります。

イオンSENRITO食品館 建設中の外観(報道発表より)

SENRITO(せんりと)は、千里中央の商業施設エリアの南寄りにあった読売文化センターを建て替えてオープンしました。すでにオープンしている1期部分には、レストラン、学習塾、クリニックなどがあります。今回の2期部分は、イオンモールが一括で借りて出店することになっていました。

SENRITO全体概要図

今回発表されたのは、イオンモールが借りている部分の名称「イオンSENRITO専門館」と、一部店舗の情報です。

スーパーマーケットとしてKOHYOが入ります。過去の発表に基づくと、食品フロアとなる1階に構えるものと思います。その他には、無印良品とライトオンの出店が発表されました。

開業は今年春とだけ発表されています。

なお、SENRITOに隠れるような場所で建設中のタワーマンションは2年後の2019年2月に竣工する予定です。

ところで、無印良品もライトオンも千里中央にあるのでは?と思った方もいるでしょうか。本家の商業施設とでもいうべき「セルシー」にありましたが、無印良品は12月末で閉店しました。また、ライトオンも今週末22日で閉店します。

セルシーのお店がどんどん閉店しているという話題はテレビニュースや新聞報道もされていますが、真相がよくわからず、困惑されています。

朝日新聞が2016年末に報じたニュースをご紹介します。


ローマ風建築のSC、揺れる年末 退店続々、困惑広がる – 朝日新聞

1972年にできた大型商業施設「セルシー」の半数近い店舗が、年末で閉店する。所有者側は賃貸契約を更新しない姿勢を示しており、来春以降さらに立ち退く店が増える可能性がある。所有者側から事情説明はなく、関係者は困惑している。

セルシーはゼネコンなどが開発し、ローマのコロッセオを模した造りで地下1階、地上6階建て延べ約6万5千平方メートル。当初は映画館もあり、近畿一円からの買い物客でにぎわった。新人歌手の登竜門として知られる屋外ステージの「セルシー広場」では、光GENJIや松浦亜弥も歌った。

テナント関係者によると、6月ごろから賃貸契約を更新しないとの通知が施設側から届き始めた。建物の耐震不足を理由に挙げているが、建て替えなど今後の方針の説明はなく、所有者の委託を受けた管理会社が各テナントと交渉しているという。


セルシーにはダイエーもありますが、ダイエーは現在、イオンモール、KOHYOと同じイオングループです。こちらも近いうちに閉店となるかもしれません。

マンション建設で世代交代が進む千里ニュータウンですが、商業施設の世代交代も始まったようです。

 

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2件のフィードバック

  1. 西澤隆行

    本当だよー
    ヤマハがあって、舞台には、はいゆうさんとかいろんな人が来てたのに(´・_・`)

  2. よう

    北急が箕面市に延伸すれば、ますます千里中央はさびれていくでしょうね。まず箕面市民は新箕面駅(仮)に流れるでしょう。セルシーが無くなるのも無理ではない。
    今後、駐車場を2時間無料等しないと、ますます千里中央はさびれていくでしょうね。逆に箕面キューズモールの駐車場を増やさないと、今の駐車場だけでは、すぐに溢れてしまうと思います。

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