JR岸辺駅近辺に広がる吹田操車場跡地の開発が進んでいますが、吹田市藤白台から同地に移転する国立循環器病研究センターは関係機関、自治体などと医療クラスター形成会議を開催しています。
今月3日、その第2回の会議が開催され、循環器病研究センター、吹田市立市民病院のほか、駅前商業施設、住宅エリアなどを含めた、再開発エリアの名称を「北大阪健康医療都市」とし、愛称を「健都(けんと)」とすることを公表しました。
「健都」は健康医療都市の略ですが、循環器病センターを中心としたまちづくりらしく、循環器病予防に必要なKnowledge(正確な知識、知の集積)、Exercise(適度な運動)、Nutrition(適切な栄養・食事)とTown(まちづくり)の頭文字も取ったようです。
また、会議に参加したJR西日本は、駅前複合商業施設の開発コンセプトを説明し、クリニック等の医療機関、調剤薬局、スーパーマーケット、飲食店、物販店、ホテル、子育て支援施設、カルチャースクールなどを設ける計画を明らかにしています。
病院の移転開業、商業施設の開業や、周辺道路の整備は、いずれも2017年から2018年ごろの完成予定で計画されています。
関連リンク
- 第2回 医療クラスター形成会議の開催について – 国立循環器病研究センター