津雲台に「世界適塾ビレッジ」阪大が学生寮の大規模計画を発表

大阪大学は、新しい教育構想「世界適塾」を公表し、その中で、日本人学生と留学生が共同で生活する学生寮と教職員宿舎を一体的に整備した「世界適塾ビレッジ」を津雲台に設けることを発表しました。阪急山田駅近くの、現在は教職員宿舎がある場所で、当初は学生寮300戸、教職員宿舎400戸、最終的には2,600戸規模の施設になるようです。

予定地(大阪大学教職員宿舎)周辺の地図

世界適塾は、昨年9月に公表された文部科学省による財政支援策「スーパーグローバル大学」に採択された大阪大学の構想。大学の国際競争力を高めるためのもので、海外から優秀な教員を獲得し世界大学ランキング100位以内を目指す「トップ型」に採択された世界適塾には、4億2千万円の補助金が支給されます。他に東京大学、京都大学など13の大学が採択されています。

世界適塾での具体的な取り組みとしては、異分野統合、新領域の研究分野を基盤とした新しい大学院の設置、年度がずれる留学生を受け入れやすくするための3学期制の導入、海外の教授クラスの研究者が大阪大学で活動するラボの大幅増設などとあわせて、世界適塾ビレッジの計画が予定されています。

世界適塾ビレッジのうち当初の700戸分は、事業者が施設の整備から完成後の運営までをすべて請け負うPFI方式で入札が行われます。完成は2019年3月で、30年間の運営を行う契約です。

また、事業用地の一部は「民間付帯施設」の用地として50年間、事業者に貸し付けられます。千里ニュータウン内のため、土地利用に制限がありますが、定期借地権によりマンション等の集合住宅が整備されるものと考えられます。

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