吹田市の最新の待機児童数と、保育所増設に向けた動きをご紹介します。

保育所や待機児童問題では、「日本死ね」のブログが話題となったのと時を同じくして、3月に吹田市では保育所に入所できない子どもが1,000人規模でいることが明らかになりました。

その後、吹田市は、保育所定員を2,000人規模で増加される計画を発表し、対策を始めています。そのニュースをご紹介します。

これまでの経緯

いまの待機児童の人数は?

吹田市が4月1日現在の待機児童数を発表しました。

待機児童数は230人。
昨年は4月1日時点で90人だったので、140人増加、2.5倍になりました。

この人数は、保育所入所を希望しているが、入所できていない子どもの人数です。保育所入所を諦めた人数や、認可外保育所に通い始めた子どもは省かれているため、二次選考であふれた685人から400人以上の行き場がうまく決まったということではなく、400人以上の人が職場復帰を諦めたか、保育料の高い保育所に不本意にも通わざるを得ない日々が始まっている、というふうに考えなければなりません。

吹田市は地域ごとの待機児童も発表しており、230人のうち80人は千里ニュータウン在住。そのうち、52人が南千里エリアです。次に多いのが、山田・千里丘地域で、特に千里丘が58人です。この傾向は、人口増加のニュースでご紹介した内容に一致します。大規模マンションが開発されたエリアで待機児童問題が深刻ということになります。一方で、他のエリアでも待機児童がおり、吹田市全体で保育所が不足している状況です。

吹田市の待機児童対策に関するニュース

吹田市が発表した計画で大きく目立ったのは、空いている土地に保育所を誘致するというものでした。例えば、南千里庁舎や南千里プール跡地に保育所を設置します。

一方で、保育所問題は、保育士の確保の難しさも日本全体で問題となっています。今回、保育士を募集する吹田市の取り組みがニュースになっています。

記事をご紹介します。


保育士さん吹田へいらっしゃい! 千里ニュータウン若返りで待機児童急増、市が国と合同で面接会 – 産経ニュース

平成30年度末までに保育枠を2150人分増やす方針を掲げた吹田市は、国と連携して異例の合同面接会を開催するなど、保育士確保に躍起になっている。

「自分が子育てしていたときはすぐに子供を入れられた。お母さんたちがかわいそう」。吹田市と大阪労働局が5月に開催した保育所運営者による合同面接会。保育補助として就労を考えているという吹田市の女性(60)はそう話した。労働局によると、保育士の確保に焦点を絞った自治体との合同面接会はあまり例がないという。

市は、平成30年度末までに保育枠を2150人分増やす方針を掲げ、人材を確保するため、保育士が住む宿舎を社会福祉法人が借り上げる際の補助などの支援策も打ち出している。 今回の合同面接会に参加した、「こばと保育園」の吉川幸志園長は「保育の質を保つため、配置基準ギリギリの人員では運営したくない。保育士さんに来てもらい、児童を受け入れていきたい」と話した。

大阪労働局によると、今回の合同面接会で4人の就職が決まった。同労働局は今後、求職者に実際に保育所を見てもらう「ツアー型」の面接会も管内で企画する予定で、担当者は「保育士は人手不足産業の典型。就職増につなげていきたい」としている。


関連リンク

この記事へのコメント(掲示板)

コメント投稿の受付は終了しました。